製品属性(仕様)
盤・板金 種類 | SPHC | 技術 サービス | 耐食対策 |
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保護 等級 | IPX4 | 規格 認証 | |
熱対策 機器 | 寸法 | W:500xH:1000xD:280 |
製品画像(様子)
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特徴
この写真の製品は表面処理を溶融亜鉛メッキで仕上げた引込分電盤になります。
筐体寸法はW:500xH:1000xD:280です。
引込分電盤は電力会社などから供給される高圧電力を、各機器で使えるような電圧で分配する盤のことで、この製品の電気回路については入力が単相2線 100Vの電源を使用し、盤内の5つのブレーカーに分けて配電されます。
写真の製品は自立タイプですが、お客様の使用用途や設置する環境に合わせて、壁掛けタイプ、装柱タイプでの製作も可能です。
本製品は高速道路に設置され、高い耐食性や防錆性を求められるため表面の処理を溶融亜鉛メッキにて仕上げています。
溶融亜鉛メッキは高温で溶かした亜鉛に鋼材を浸漬させ、亜鉛皮膜を作る技術のことであり、錆の防止や優れた耐食性を発揮します。
塗装や電気めっきとは異なり、亜鉛と鉄から形成される「合金層」により強固に密着しているため、衝撃、摩擦などによって剥離することがありません。
溶融亜鉛メッキ仕上げをする際の注意点として、製品のひずみがあり
原因として以下のことが挙げられます。
①メッキ槽に製品を浸漬する際、槽中の温度は約420℃以上の高温になる
②付着量を多くするには長時間浸漬する必要がある
これらの問題を解決するため弊社では次のことを取り組んでいます。
①ひずみ抑制のため、通常の板厚(t1.6.t2.3)ではなくt3.2以上で製作する
②亜鉛めっきの逃がし穴を作り、メッキ溜まりを抑える
③表面処理前の板金の折り曲げにより強度を増やす
上記のことを考慮し、本製品は製作されています。
マエショウでは設計から製作まで一貫して行っております。
何かお困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください。