製品属性(仕様)
盤・板金 種類 | 電源盤 | 技術 サービス | パネル構造、3DCAD |
---|---|---|---|
保護 等級 | IPX3 | 規格 認証 | 条例キュービクル |
熱対策 機器 | エアコン | 寸法 | W:3,600 x H:3,500 x D:2,600 |
製品画像(様子)
特徴
盤サイズが横幅:3,600mm、高さ:3,500mm、奥行き:2,600mmある大型の蓄電池盤になります。この蓄電池盤には、盤筐体の構造と、盤内の温度制御に2つに大きな特徴があります。
1つ目の盤筐体の構造の特徴とは、大型の盤筐体を短納期で製作する為に、正面・背面にあるパネル(板金)をビス組で固定できる設計構造を採用しています。大型の筐体は、板金加工品の納期に大きなネックとなる塗装や乾燥炉への柔軟な対応が可能となります(大型の板金部品は、しばしば塗装待ちになる)。このパネル構造であれば、板金パーツを分解でき、通常の箱構造の盤と比較して通常よりも短い製作納期に対応できます。
2つ目に、蓄電池を冷却する為に一般的なエアコンを採用していることです。稼働を開始すると急激に発熱する蓄電池を冷却する為に吸い込み温度と吹き出し温度のΔtが大きい一般的なエアコンを採用し(通常の盤クーラーはΔtが小さい)、素早く盤内を冷却できます。(Δtが大きいエアコンでも、盤内空間が大き為、結露する危険性がない)室外機を盤上部に設置するスペースを確保し、エアコンの室外機も含む一体型になっています。防水性としてIPX3を満たしているため屋外用でも設置でき、また、条例キュービクルに対応。温度管理による機器の劣化の防止と安全性に注意した使用であり、大きな発熱量であっても、しっかりと冷却できる空調仕様になっています。