製品属性(仕様)

製品画像(様子)

特徴

この写真の製品は溶融亜鉛めっき仕上げの屋外用筐体です。筐体寸法はW:400xH:600xD:270で溶融亜鉛めっき仕上げにすることにより、耐食性がある屋外筐体となっております。めっきが付着するため、意匠性には優れませんが、強度・耐食性に優れています。その為、溶融亜鉛めっきの屋外筐体は高速道路関係や塩害地域で多く採用されています。

このサイズでの重量は約60kgです。溶融亜鉛めっき仕上げにするには、めっき槽に製品を浸漬する必要があり、槽中の温度は420℃以上の高温になります。その為、通常の板厚（t1.6.t2.3）だと製品にひずみが発生します。ひずみを抑制するために製品の板厚をt3.2以上で製作しており、製品荷重が重たくなります。

また、溶融亜鉛めっきに関する日本工業規格があり、写真の製品のめっき種類の記号はHDZ35に該当します。（めっき付着量350g/m2以上）付着量を多くするにはめっき槽に浸漬する時間を増やす必要があり、製品にひずみが発生するリスクが増加します。

弊社ではひずみが少なくなるよう亜鉛めっきの逃がし穴等をつくる工夫をしており、HDZ35までの製品実績となります。