Answer (回答)

試験の種類

弊社で実施している試験の種類は以下、4種類の試験を行っております。
①防塵
②防水
③騒音
④恒温(恒湿)

①防塵試験

目的:機器の破損、筐体の劣化の原因となる塵、埃、虫の侵入を防ぐため。

弊社では保護等級4(IP4X)の試験実績があります。
試験方法 : 直径1.0mmの外来固形物にもした(固形物プローブ)が外郭の開口部(扉、窓など)の挿入し外郭の開口部を固形物プローブの全直径部分が侵入しないことを確認します。
試験条件 : 直径1.0mm以上の大きさの塵、埃、虫といった外来固形物に対して保護していること。

※弊社ではIP4Xに加えIP5X~6Xの防塵試験の実施が可能な設備を導入する予定をしております。
2021年5月頃に導入予定 ご期待ください!!!

②防水試験

目的:機器の破損、筐体の劣化の原因になる水の侵入を防ぐため

弊社では保護等級4、5(IPX4、5)の試験実績があります。
試験方法(IPX4) :IPX4用の散水ノズルで、製品に全方位の位置から200mm離れた距離から1分/㎡(最低5分)の散水を行います。
試験方法(IPX5) :散水を3mの距離から全方位に12.5L/分30kpaの噴流水を3分間の散水を行います。
試験条件     :共に筐体内に水の侵入がないことを確認します。

>>>防水試験について

②騒音試験

目的:筐体内に取り付けた電子機器や防熱対策で取り付けた軸流ファンや盤クーラーから発生される騒音が問題となるため。

製品を騒音試験室中央に置き、マイク3本を製品の3方向から1m離して設置します。
その後、3本のマイク高さの中心に合わせてセットし、騒音計測(デシベル)をします。
騒音レベルの計量範囲:25デシベル~130デシベル
試験室のサイズ:幅3400mm×高さ2810mm×奥行3400mm
試験室入口サイズ:幅1500×高さ2300mm

>>>騒音試験について

④恒温(恒湿)試験

目的:屋外に設置した場合、様々な自然環境さらされ筐体内に取り付けた設備に異常がないか確認するため。

恒温(恒湿)試験の性能
温度範囲:-30~80℃
湿度範囲:10~95%(温度により出来る湿度は変化いたします。)
試験室サイズ:幅1800mm×高さ2300mm×奥行1950mm
試験室入口サイズ:幅1400mm×高さ2200mm

>>>恒温(恒湿)試験について

その他、気になることやご要望がありましたら御気軽にご連絡ください。