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KOBEMAGとは?

「KOBEMAG:Magnesium(マグネシウム) Aluminum(アルミニウム) Galvanized(亜鉛メッキ) Steel(鋼)」の略で、神戸製鋼所様が2019年から販売している亜鉛6%、アルミニウム3%、マグネシウムのめっき層を持つ高耐食溶融亜鉛めっき鋼板です。
特徴としましては
亜鉛-アルミニウム系保護被膜により平面部は溶融亜鉛めっきに比べて錆に強く、また、切断面はめっき層から溶け出したマグネシウムを含む緻密な亜鉛系被膜が端面部を覆うため優れた耐食性を有しており、構造用から建築、電機、自動車分野などで広く採用されています。

鋼材評価

KOBEMAGを採用するにあたり弊社ではサンプルを作成し、下記の内容で鋼材評価を実施しました。

【対象鋼材】
KOBEMAG t=1.6  (目付量90、120)
KOBEMAG t=2.3  (目付量120)

➀.鈑金加工
・曲げの加工性 ⇒ 問題なし
・溶接の溶着性 ⇒ 問題なし

➁.クロスカット試験(JIS K 5600 塗料一般試験方法)
・塗装膜厚60μ以上 ⇒ 問題なし

※クロスカット試験は塗装の重要な品質性能である密着性を確認する試験です。

使用製品

弊社では、以下製品にKOBEMAを使用予定です。(主に屋外仕様の製品)
・通信盤
・制御盤
・電源盤
など

>>>製品分類

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