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弊社は、屋外蓄電池盤の豊富な製作実績がございます。

屋外に設置される蓄電池盤は、直射日光や外気温による影響に加え、機器自体の発熱により、盤内の温度が想定以上に上昇しやすいという課題を抱えています。この温度上昇は、機器の寿命を縮めるだけでなく、火災などの重大なリスクにもつながりかねません。

安全で安定した運用を実現するため、弊社がご提案する盤内温度上昇に対する具体的な対策をご紹介します。

貴社が提供する3つの温度対策

1. FAN（ファン）による冷却

 

吸気FANと排気FANを組み合わせ、盤内の温度を効率的に一定に保ちます。吸気口を盤の下部に、排気口を盤の上部に配置することで、自然対流を利用した効率的な排熱が可能です。

  • 留意点： 屋外盤に設置する場合、水や砂ぼこりの侵入を防ぐため、高いIP規格のFANを選定する必要があります。この方法は、「周囲温度が比較的低く」「発熱量が少ない」限定的な環境での運用に適しています。

2. 盤クーラーによる冷却

 

FANに比べ初期コストはかさみますが、高いIP規格を維持しながら、より強力かつ安定的に盤内を冷却できます。弊社ではAC（交流）およびDC（直流）のクーラーを取り扱っているため、お客様の電源環境や冷却要件に柔軟に対応可能です。

3. 遮光板・断熱材による対策（温度上昇の抑制）

 

遮光板を取り付けて太陽の直射日光を遮ることや、盤内に断熱材を取り付けて外気温や周囲の熱源からの熱伝導を遅延させる方法があります。

弊社には、お客様の実際の設置環境を模擬的に作り出すことができる環境試験室が設備として整っております。

この設備を活用することで、お客様が想定する厳しい設置環境（高温、日照など）における最適な対策を事前に検証し、信頼性の高いご提案をすることが可能です。お客様の設置環境や要件に合わせた最適な熱対策について、柔軟に対応させていただきます。温度管理や蓄電池盤の安全性について、少しでも気になる点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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