Answer (回答)
日本では日本工業規格及び社団法人・日本電機工業会が機器の保護構造について防塵性と防水性の性能を規定しており、IP(Ingress Protection:侵入への保護)規格として規格化しています。
砂埃やごみなどの粉塵の多い環境に盤を設置する場合は粉塵などが盤の内部に侵入すると故障やトラブルの原因になる為、密閉させなければいけません。どれだけ細かい砂埃などの粉塵に対応できるかの基準を『IP』として表しています。
防塵性の等級は以下の通りです。
IP0X 保護なし
IP1X 直径50mm以上の固形物体(手など)が内部に侵入しない
IP2X 直径12mm以上の固形物体(指など)が内部に侵入しない
IP3X 直径2.5mm以上の工具先端や固形物体が内部に侵入しない
IP4X 直径1.0mm以上のワイヤーや固形物体が内部に侵入しない
IP5X 機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の量の粉塵が内部に侵入しない
IP6X 粉塵の侵入が完全に防護されている
※参照 IP規格・防水保護構造及び保護等級より
マエショウではIP44相当の屋外盤を製作した実績があります。社内では防水試験場があり、また2021年夏に防塵試験設備を導入いたしました。
マエショウでは設計から製造までを一貫して行っております。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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