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屋外に設置される制御盤・分電盤は、直射日光や外気温の影響を強く受けるため、盤内に搭載された電子部品や制御機器が熱により誤作動や故障を起こすリスクがあります。特に近年は夏場の気温上昇が顕著であり、想定していた部品の耐熱仕様を外気温そのものが超えてしまうケースも増えてきました。そのため、設置環境や搭載機器の特性に応じた適切な温度管理設計が、盤の信頼性・長寿命化において非常に重要となっています。弊社では、屋外盤の仕様や用途に合わせて、主に以下の2つの方法をご提案しております。
①ファンによる外気導入
盤筐体にファンを取り付け、外気を効率的に循環させることで盤内に滞留した熱を排出する方法です。構造がシンプルでコストを抑えられる点が大きなメリットですが、あくまで外気を取り込む方式のため、盤内温度を外気温以下に下げることはできません。そのため、設計段階で使用部品の耐熱温度を十分に考慮し、余裕を持った選定を行うことが不可欠です。
②エアコンによる温度管理
盤用エアコンを用いることで、外気温に左右されず盤内温度を規定値以下に安定して保つことができます。熱に弱い精密機器やセンサー類を搭載する盤において特に効果を発揮する方法です。また、寒冷地など外気が氷点下になる環境では、結露の発生や低温による機器の動作不良を防ぐため、盤内ヒーターを併用し、季節を問わず年間を通じた厳密な温度制御を実現します。
このように、屋外盤の温度管理には設置環境・搭載部品・コストのバランスを踏まえた最適な方式選定が求められます。弊社には環境試験室を備えており、実際に筐体を製造したうえで設置環境を再現した検証試験を行うことも可能です。屋外盤の製造実績も豊富にございますので、熱問題でお困りの際はぜひお気軽にご相談ください。



















