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塗料には電気を通す性質をもった塗料と電気を通さない性質をもった塗料があります。電気を通さない性質の塗料を使用し、マスキングを行わずに塗装をした筐体に、電気を流すと電気は塗装の表面で行き場を無くしてしまい筐体内に電気が溜まってしまいます。これを帯電(静電気)といいます。
帯電(静電気)は感電・計測器の誤作動・液晶画面や電子部品の誤作動及び破壊などといったトラブルに繋がります。塗装をする前に筐体の穴部分にマスキングをすることで筐体に導通をとり、電気をアースに逃がす事ができるため上記のトラブルを防ぐことができます。

 

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