Answer (回答)

MCB、MCCB、ELB、ELCBブレーカの違いについて説明します。

≪MCB≫
・配線用遮断器と呼ばれ、主に家、アパート、マンションといった家庭用に使用されるブレーカの事をMCBといいます。
≪MCCB≫
・配線用遮断器と呼ばれ、ビルや工場等で用いられるブレーカの事をMCCBといいます。

MCBとMCCBは設置される場所により記号が変りますがどちらもブレーカの2次側に送る電気を遮断する機能があります。
またブレーカの2次側で短絡(ショート)、電流(A)許容量がオーバーした時にブレーカーがトリップし2次側への電気供給をスットプして火災等の事故を予防する機能が付いています。
ただし、MCB、MCCBブレーカは漏電遮断の機能が無く水回りといった漏電が発生する場所での使用は事故につながる可能性があるので注意が必要です。
その為、漏電が発生する場所ではELB、ELCBブレーカを使用していきます。

≪ELB≫
・漏電遮断器と呼ばれ、漏電検知機能がついているブレーカです。
主に一般家庭の水回り(冷蔵庫、洗濯機、お風呂場等)の場所に使用されます。
≪ELCB≫
・漏電遮断器漏電遮断器と呼ばれ、漏電検知機能がついているブレーカです。
主にビル、工場の水回り(給湯室、試験室、トイレ等)の場所に使用されます

ELB、ELCBは設置される場所により記号が変りますがどちらもブレーカの2次側に送る電気を遮断する機能と漏電を検知する機能があります。
またブレーカの2次側で短絡(ショート)、電流(A)許容量がオーバー、許容を超える漏電(mA)が発生した時にブレーカーがトリップし2次側への電気供給をスットプして火災等の事故を予防する機能が付いています。
ただし、配線遮断器(MCB、MCCB)比べ漏電遮断器(ELB、ELCB)の方のが高価になります。

以上がMCB、MCCB、ELB、ELCBの違いになります。

弊社ではMCB、MCCB、ELB、ELCBブレーカを使用した配電盤を製作した実績があります。
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