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株式会社マエショウでは、盤の防水構造として、下記の2種類を提案・提供させて頂いております。

①溶接構造
角部やつなぎ目部分を溶接し、水の浸入を防ぎます。
ただし、溶接をし、熱を加えることで、鋼板に歪が発生してしまいます。歪が発生すると、製品寸法がおかしくなり、尚且つ隙間等の発生につながります。防水性の面、仕様を満たすために、歪みを取るのですが、そのために工数がかかり、コストアップに繋がってしまうというデメリットがあります。

②ビス組立て構造
ビス留めによって固定する筐体構造となっています。
なお、すき間には補修シーラーを使用し、水の浸入を防いでいます。
溶接工程が発生しないので、歪がありません。歪みが発生しない分、板金の素材上での隙間の発生が溶接構造とくらべて、ほぼないことが特徴です。
ビス組立て構造では、溶接構造に比べ、熟練の溶接技能がなくても品質が安定し、量産する事ができます。その為、リードタイムの短縮・量産に繋げる事ができます。

溶接構造・ビス組立て構造の防水性能とし、全方向の飛まつ水からの保護ができる、IPX4相当の防水試験を合格しています。
株式会社マエショウとしましては、リードタイムの短縮・品質安定・量産で製作ができ、防水性能に問題がないビス組立て構造を提案・提供しています。

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