Answer (回答)

マエショウでは防塵、防水試験(保護性能IP44相当)の屋外盤の製作実績があります。
その際に行った試験条件、試験方法、試験判定基準をまずご説明します。

【 防塵試験IP4X 】
 《試験条件》
  ・直径1.0m以上の大きさの外来固形物(砂、ホコリ、小石、砂利等)に対して保護されている。
 〈試験方法〉
  ・盤の正面、天面、側面、背面、底面の結合部分等に直径1.0mmのプロープを差し込み隙間の確認を行う。
 [試験判定基準]
  ・直径1.0mmのプロープが盤内に侵入しない事。

【 防水試験IPX4 】
 《試験条件》
  ・水流量:10L/min ±0.5で水圧は流量が確保できる水圧にし、散水時間は1min/㎡で計算をして散水時間を決めます。
但し最低 5分は散水を行います。
〈試験方法〉
  ・盤の正面、天面、側面、背面に対して、散水ノズルを散水面から約200mmの距離をとり鉛直方向に対して±180度に
水流量:10L/min ±0.5で散水を各面に行う。※散水時間は面積により異なります。
[試験判定基準]
  ・盤内に対して水の侵入が無き事。

以上が、マエショウが通常行っている盤の保護性能IP44相当の試験内容になります。

マエショウではビルの屋上や、郊外に設置する通信盤を毎月100台以上生産しており、その保護性能試験の豊富な経験によって、屋外盤の制作のノウハウや経験が蓄積しています。それにより、防水・防塵性能をもった屋外盤を安定して製作する事が可能です。
弊社では設計➡板金製作➡表面処理(塗装・メッキ等)➡組立・配線➡保護性能IP44試験(相当)を行う事が出来ます。
屋外盤の事でお悩み、お困りの事がありましたら弊社までご連絡ください。

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